アルベンス社長ブログ

起業し会社経営を始めてから15年が経ちました。新たな気持ちで綴ってまいります。2019年10月

多国籍な職場環境 2 - 「集団間差別」

こんばんは。

今日は過ごしやすかったですね。

午前中の雨降りも、畑には恵の雨でした。

雨待ちしていた人参の種まきも、これから一気に進むことでしょう!

まともに見るのが初めての雨。子猫たちはじっと外を見つめていました。

 

今日も「多国籍な職場」ならではのお話しです。

今回もネガティヴなお話しとなりますことを、あらかじめお詫びしておきます。

 

うちの会社は4か国のスタッフたちが働いてくれています。

 

先週ある外国人新入社員が1名入社して、ある国のスタッフ数が最多となりましてね。

途端にその国のスタッフたちで内集団を作りあげ、一方的にこちら側から見た印象ではありますが人格変わった?と思ってしまうほど、マイノリティとなった「外集団」を馬鹿にし始めまして。

彼らから見ての「外集団」のスタッフたちに、まともにとりあうな、相手にするなとアドバイスし様子を見てきましたが、今日は差別的な言動をして悪ふざけをしている決定的な場面に遭遇することが出来まして、このように彼らに忠告することが出来ました。

 

あなたたちが、何か、誰かに不満を感じているならば、それが自己中心的なものでなければ、その対象の相手に直接言って、解決するようにできるはずです。

例えば、そのような相談があなたたちからあれば、会社や私も解決に向けて支援します。

しかし、できないのは何故か?

私から見えるあなたたちの言動や行動は、あなたたちの一方的な立場や都合から発信される不快な差別的行為です。

差別的な言動や行動は、会社では処罰される対象です。

 

(「これから気をつける、2度としません」と返事があった後)

私は、「あなたたちが馬鹿にしている人たち」が、日ごろあなたたちに親切にしている場面を何度も見てきました。

そして、あなたたちが彼らに助けをお願いしている場面も見てきています。

彼らは全て受け入れてくれたはずです。

今回私はこれだけは行います...

「あなたたちが馬鹿にしている人たち」に、あなたたちは犠牲をはらってまで助ける人たちではないと思うとアドバイスします。

 

反省している様子でしたが、このように常に意識的に問題視していないと、集団間差別は人間の行動パターンのひとつですから繰り返されることでしょう。

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集団間関係とは - コトバンク (kotobank.jp)